今までの流通とこれからのMLM


石器時代に始まっていたであろう流通の土台


その昔、例えば石器時代、ある人(Aさん)が石斧を作った。とても便利な道具でマンモスを解体するのに重宝した。
その石の斧を見たBさんが、「ンボボ、ンボボボボ!」と言ったかはわからないが、『私も欲しい』と言った。
そこで、作ってあげたところ、Bさんの石斧を見たCさんやDさんも欲しいと言った。
AさんはCさんとDさんの分も作ってあげた・・・。
やがて石斧は口コミで広がり、『流通』の基礎が生まれた。



今で言う工場やブローカー、運び屋が誕生し、遠方への中継地点として商店も誕生した。

口コミからマスコミへと宣伝手段が変化し、商店もより大きなものへと変化していった・・・。



個人商店からスーパーマーケット、そして百貨店へと規模は大きくなっていった。人口増加に伴い、需要と供給のバランスはとれていた。



そしてここ数年で逆行が始まっている。専門化・個別対応化・分業化、小型化が進んできた。
しまいには無店舗による販売が経済を支えるほどになり、店というものの概念が変わってきた。



デパート → スーパー → コンビ二 → 通販 → そして最後にくるのは・・・?

流通は今、石器時代の方式へ、それでいて最新の方法に変わってきているのが現状である。


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